普段の町並みでも風を切って走れば気分もさわやかになりストレスも解消されると思います。 筋力の衰えは足から来ると知っていながらなかなかできないのが中高年の筋トレです。
脚力だけでなく肩や腕など全身も無理なく鍛えられる有酸素運動のサイクリング、体重をペダルとサドルやハンドルで支えるので足腰に負担がかかることなく筋トレができるのは中年にはありがたいことですね。
中高年の趣味として、ウォーキングやランニングに比べて膝や踵にくる衝撃が少なく故障や怪我が少ないもの魅力です。
街乗り主体ならマウンテンバイクのような頑丈さとロードレーサーのような軽快さ、スピードを兼ね備えたクロスバイクがおすすめです。
価格は高価になりますが、折りたたみ式のクロスバイクなら電車やバスに乗せることもできるので観光地のサイクリングや遠出の帰りは交通機関を利用することもできるのです。
専用の自転車道なら安全性も高まり、サイクリングターミナルと言う宿を利用すればリーズナブルに泊りがけのサイクリングが楽しめます。
サイクリングターミナルは、全国に分布し温泉施設のあるところや四季折々の郷土料理も楽しめサイクリストの集まる宿泊施設です。
自転車の乗り方で注意するのはサドルの高さと乗車姿勢、ペダルに乗せる足の位置の3点です。 サドルの高さ調整は、ペダルにかかとを乗せて一番下に来た時にひざが少し曲がる程度にしましょう。
地面に足がつきにくい高さとなるので乗り降りには注意しましょう。
ぺダルに乗せる足の位置は、ペダルの中心(軸の上)に足の親指の付け根を乗せるようにして漕ぐと力が効果的に伝わりつかれにくい走行ができます。
上半身は前傾姿勢で腕はひじを下方に少し曲げて、地面からの衝撃を和らげるようにします。 目線は遠くに取り下をむかないように注意しましょう。
中高年の筋トレにおすすめするサイクリングですが、それなりの装備で安全を図りましょう。
心臓に負担をかけないように心拍計を携行し、心拍数をチェックしましょう。 安全な心拍数の目安は、(220−年齢)×0.7と言われています。
中高年の筋トレとしては、健康な人でもこの数値を超えないようにしますが、少なすぎては効果が薄れます。 時計型のデジタル心拍計など便利な物もありますので、数値を見てペースを上げたり下げたりすると良いでしょう。
ヘルメットや手袋にサングラスも必要です。 専用のウエアも身に着ければ、お尻にパッドも入り痛みの心配もなく、見た目もかっこよく決まるので筋トレ意欲もわくと言うものです。
趣味として楽しむことも合わせてカッコからはいってみるのもおすすめです。