糖度も高く、長期保存も可能ではちみつに含まれる花粉の中には、タンパク、ビタミンB1・B2・B6・C・K・Eのほかカルシウム、鉄、必須微量元素など人間にとって必要なミネラルのほとんどが含まれているのだそうです。
さらに消化吸収に優れた食品で、はちみつとは蜂が花の花粉と花の蜜(ショ糖)を採取してからだの蜜胃にためてブドウ糖と果糖に分解したものです。
この点が砂糖とは違い蜂の体内で分解されているので人間の体でも吸収されやすく、エネルギーにも変換されやすいのです。
最近の情報では風邪の季節にも喉によい食品として注目を集めているのです。
風邪等で喉が荒れて炎症を起こしていたい時にあなたはどうしますか?
のど飴やうがい薬などを軽い喉の痛みなら試してみるでしょう。
もう少し強い炎症なら、医薬品を服用すると言うのが通常で更に強い痛みなら処方薬と言う手順でしょう。
それが最近のアメリカの情報では、ある機関が喉荒れに良いという薬とハチミツとどちらが効果的かを調べたらしいのです。
それも複数の実験をしたそうです。
結果は驚いたことに全てにおいてハチミツの方が効果的という結果が出たのです。
ハチミツの効果はそれほどすばらしいものだそうです。
確かに保湿効果は抜群で、きっとなめると喉の粘膜を長い間乾燥から守ってくれるのではないでしょうか。
ハチミツの効能の一つとして覚えておくと良いでしょう。
昔から喉の痛みに大根とハチミツで作ったハチミツ大根が良いといわれてきました。
作り方は簡単でイチョウ切りにした大根にハチミツを浸るくらいに付けて置けば水分が出てくるのでそれをさじですくって飲む・なめるだけです。
面倒ならハチミツを直になめるだけでも効果があるそうです。
乾燥の季節にぴったりの食材です。
この様にはちみつの効能は今の健康ブームにピッタリの人気のある食品です。 最近は、集めた花の蜜別に製品化されたものも販売されています。
そんなはちみつへの疑問や蜂蜜の種類をご紹介します。
はちみつが固まる!蜂蜜を購入したことがあり人なら誰もが経験したことでしょう。
結晶化してが固まるとなんだか傷んでしまったのかと心配になる人も多いようです。 でも、ご安心ください。固まるのは、傷んだからでも腐ったからでもありません。
はちみつの成分中に果糖分より天然ブドウ糖分が多い場合や気温が15度以下のところに保存した場合に起こりやすいくなり、はちみつ本来の物理性によるもので品質や栄養に変化や変質ではないのです。
はちみつが固まるときは、ふたをはずした状態で50度から60度で湯煎していただくと元の状態に戻ります。
はちみつのカロリーはヘルシー志向の人でなくても気になります。 あれだけ甘いはちみつですから、カロリーが気になって使用を控える人もいるでしょう。
はちみつのカロリーは砂糖の約60%といわれています。
さらに甘みが強いので、砂糖の約3分の一の量で同じ甘みが得られると言うので、カロリーを減らすために砂糖代わりに料理やドリンクに使用する人も増えているのです。
はちみつは自然食品ですから、環境によりいろいろな香りや成分で構成されます。 蜂が採取する花の種類はもちろんその土壌などでも、はちみつに影響するのです。
なじみが多いのが、アカシアやレンゲ、クローバーです。 アカシアのハチミツは、癖のない淡白な上品な香りといわれトーストやヨーグルトなどいろいろな食品の甘みに使用できます。
レンゲのハチミツは、ほのかな香りと上品な甘みが日本人好みといわれていますが、近年は採取量が減り貴重なハチミツになりつつあります。
クロ−バーのハチミツは、日本では北海道が有名で甘すぎず、飽きの来ないハチミツと言えるでしょう。 世界的にも生産量の多いハチミツです。
マヌカのハチミツは、ニュージーランドが本場でUMFに数字がついている蜂蜜です。 UMFは抗菌力を示し、抗菌活性作用が高いことから健康に効果的と注目されているハチミツです。
マヌカのハチミツは、UMF10以上のものは医療現場でも使用されているといいます。 薬ではないですが、ハチミツとしては高価で健康増進に役立ちそうです。
ハチミツには、さわやかな酸味が特徴のオレンジやみかん、ラズベリー、アザミや蕎麦のハチミツもあります。 サフラワーやコーヒーなど一度試してみたいハチミツです。
ハーブ系も多く、セージやローズマリーにラベンダーなどハーブやアロマ好きには、おすすめです。
種類も多いハチミツですが、紅茶に入れて黒く濁るのがイヤなら鉄分の少ないものを選びましょう。 黒くなっても害はないのですが、ハチミツの鉄分が黒く濁らしてしまいます。
健康に良いからといっても1才未満の乳児に与えてはいけません。 まれにだそうですが、乳児ボツリヌス症の危険があるからだそうです。