今シーズンも各メーカーのスタッドレスタイヤが発売されていますが、価格や性能比較等考えてもヨコハマアイスガードIG50(アイスガード5)が良いとおもいます。
スタッドレスタイヤといえばブリジストンのブリザックレボGZを筆頭に人気のレボ2やレボ1がありますが、新発売としては地区限定モデルかプリウスなどハイブリッドカー専用のスタッドレスタイヤのみで、昨年同様にブリザックレボGZがハイスペックスタッドレスタイヤとなっています。
発売の新しいスタッドレスタイヤとしては、ダンロップのウインターマックスがありますが、価格も安くないのとブリジストンやヨコハマタイヤの吸水の考えに対して撥水というのが、あまり評価を受けなかったようです。
ミウラ折りサイプやゴム質で性能アップを図るようですが、人気としてはヨコハマタイヤに分があるようです。
カカクコムのレビューや口コミでも、一番人気はブリジストンですがGZは新製品ではない上にスタッドレスタイヤの値段も高めのなで、それからすると新製品のヨコハマアイスガードIG50が総合評価でお勧めといえるでしょう。
メーカー自身が最高傑作と評価するヨコハマアイスガードIG50の性能は、氷上性能はもちろん転がり抵抗を減らし、さらには経年劣化を大きく遅らすことに成功したスタッドレスタイヤです。
各メーカーがしのぎを削ってきた、凍結路面での制動距離を従来品よりもさらに8%向上させて転がり抵抗を同じく従来品よりも5%低減させて、燃費効率の良いスタッドレスタイヤとなっています。
注目に値するのは氷上グリップの経年劣化を従来品の3分の1に抑えたところでしょう。
多くのスタッドレスタイヤ使用者は、スリップサインが出ることよりも年数がたって性能が低下することを心配する使用状況にあると思います。
つまり、スタッドレスタイヤで一冬に走る距離は多くはなくて、年数だけたってしまうというパターンでしょう。
スタッドレスタイヤの寿命といえば4年から5年といわれていて、これはゴム質が経年劣化により硬くなりスタッドレスタイヤとしての性能が維持できなくなるからです。
スタッドレスタイヤの寿命が来る前にスリップサインが出てしまうことは、サンデードライバーにはまずいないでしょう。
そのことからしてもヨコハマアイスガードIG50が経年劣化を大幅に抑制するのは、スタッドレスタイヤ選びに大きなプラスとなるでしょう。
ヨコハマアイスガードIG50の氷上性能は、トレッドパターンとコンパウンドにあります。
新型のトレッドパターンは、非対称デザインで外側が雪上性能を、内側が氷上性能を担当しています。
センターの縦長ブロックは、サイプ部分にディンプルを設けることで剛性を高めているそうです。
コンパウンドはヨコハマタイヤの考えのひとつである吸水に重点を置いたスーパー吸水ゴムの使用で吸水性能を約21%高めています。
スーパー吸水ゴムに配合されている新マイクロ吸水バルーンは、外側の殻がエッジ効果で氷上性能をアップさせる効果も併せ持ち、
同じく配合されている吸水ホワイトゲルは、吸水効果の補完やブラックポリマー2と相まって凍結路面への密着効果を高めています。
ちなみに吸水ホワイトゲル採用によるコンパウンドのやわらかさは、非対称パターンやサイプの工夫で剛性のバランスを取っているそうです。
ヨコハマアイスガードIG50は従来品よりも転がり抵抗を5%減らしたといいますから、燃費の向上が期待できます。
ラベリング制度に対応する低燃費タイヤに近い転がり抵抗といいますから、滑りにくくて転がりやすいタイヤ出るということが伺えます。
ヨコハマアイスガードIG50の評価はこのように総合的に高いものと言えるでしょう。
凍結路面での安全性と省燃費性、さらには性能維持期間が長いとなれば、地球にもお財布にもやさしいスタッドレスタイヤといえそうです。
今年のおすすめスタッドレスタイヤはヨコハマアイスガードIG50ですね。