つまり体内の免疫力をアップさせるのがR-1乳酸菌の特徴と言えます。 例としては明治ヨーグルトのR-1乳酸菌を摂取した人は、インフルエンザにかかり難くかったという調査結果もあるのです。
テレビでもR-1乳酸菌のヨーグルトを給食後に半年間飲んでもらった小中学生たちは、周辺地域の子供たちに比べてずば抜けて感染率が低かったそうです。
インフルエンザや風邪など感染症に効果の期待できる乳酸菌ヨーグルトです。
メグミルクのヨーグルト、長くとどまるカゼリSPのガセリ菌は体内脂肪(内臓脂肪や皮下脂肪)が減少するつまりガセリ菌SP株のヨーグルトはメタボ改善効果やダイエット効果が期待できると言うことになります。
ガセリ菌SP株含有発酵乳を毎日200g、12週間摂取した臨床試験でも体脂肪が減少する効果が確認できたそうです。ガセリ菌は小腸に長く働くことで動きを活発にして食べ物が通過する時間を短くする働きがあります。
とどまる時間が短くなれば脂肪の吸収が減るので体内脂肪の減少などメタボ改善効果があるようです。
明治ブルガリアヨーグルトに含まれるLB81乳酸菌は、乾燥肌で便秘の人に1日2回4週間取り続けてもらったところ便秘も軽減し肌のきめや弾力のアップが認められたそうです。
ダノンビオのビフィズス菌BE80では、整腸作用に優れるのが特徴で便秘に効果的といわれています。 便秘の改善に伴い腸内の腐敗菌も減少して、美肌効果が期待できるということですね。
花粉症にヨーグルトはよく言われることですから、花粉症に効果的なヨーグルトはご存知の方も多いでしょう。
森永ビヒダスのビフィズス菌BB536は酸に強く、生きたまま腸に届くと言われています。
花粉症患者にこのビフィズス菌BB536粉末を花粉の飛び始める約1ヶ月前からの13週間にわたり摂取してもらったところアレルギーによる症状が軽減したと言いますから花粉症の症状も緩和させる乳酸菌と言えるのではないでしょうか。
さらにビフィズス菌BB536は大腸がんのリスクを下げる効果も期待されていて、反対に大腸がんのリスクを上げるといわれる毒素産生型フラジリス菌を抑制するのに効果が認められたというのですから間接的に下げる効果を期待されているのでしょう。
ヨーグルトの効果は種類を問わず免疫力に有効に働きかけます。
免疫機能に関係する細胞の60%から70%が腸に集まると言われています。 つまり腸の状態で免疫力が左右されるとも考えられるのでしょう。
したがって、整腸作用のあるヨーグルトのビフィズス菌は腸の働きを良好に保ちその結果、免疫担当細胞が活性化されて風邪やインフルエンザ、花粉症にアトピーなどのアレルギー疾患や内臓脂肪型肥満などへのリスクを減少させ健やかな体作りを促進させてくれるのでしょう。