美肌や健康にはオメガ3といわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)やDPA(ドコサペンタエン酸)などの油が良いとされ、これらの成分はマグロやサーモンにブリや鰯に多く含まれています。
アルガトリウムはマグロの油から作られ、このマグロには美容に良い成分が多いといわれます。 スペインのDHA研究機関で開発されたアルガリウムは、2008年の最優秀機能性食品原料賞受賞に輝いたものですから注目の成分といえるでしょう。
このアルガトリウムは最近になって美容に良いと言う事がわかってきたと言います。 強い抗酸化力を持ち、しみやしわの予防に期待されているのです。
その効果は、ビタミンC、E、コエンザイムQ10などの抗酸化剤と比べて、アルガトリウムは約2-5倍の抗酸化力を持つというのですから試してみたいものですね。
年齢が行くにつれ気になるのがお肌の老化です。 特に紫外線を浴びたりすると若いときにはなんともなかったお肌にしみやしわができやすくなります。
これは、活性酸素がメラノサイトを刺激してメラニンが生成されるからです。 アルガトリウムは、それ自身は抗酸化力は持たないのですが細胞内の抗酸化力作用を高める働きをするのですね。
つまり、肌に使用すれば肌の細胞内の活性酸素防御率が上がり活性酸素を抑えることでメラノサイトのメラニン生成を抑えることができると考えられます。
アルガトリウムはこのように高い抗酸化力で、美白化粧品やシミに効く化粧品などに利用され効果的なシミを消す方法のひとつに期待されています。
美白化粧品やシミに効く化粧品に求められるものは、肌の細胞の抗酸化力を増強することでしょう。 アルガトリウムとは、魚油やほかのDHAやビタミンCなどの抗酸化剤と比べて、活性酸素によるダメージから細胞やDNAを守る力が格段に強いといわれているのです。
活性型DHAであるアルガトリウムのシミや美白効果におすすめとされるもうひとつの効能は、細胞に含まれるグルタチオンという抗酸化成分を増やす作用があることでしょう。
グルタチオンは通常は加齢と共に失われていくのですが、アルガトリウムを加えた細胞では、グルタチオンの生成量が約300%もアップした結果が報告されています。
細胞内のグルタチオン酵素にアルガトリウムが作用した結果、グルタチオンが増えたと考えられています。
アルガトリウムとは、高い抗酸化作用とグルタチオン増加作用2つの作用によって、美白効果やシミ取り効果がが期待できる成分と考えられるのです。
40代からの美白化粧品をお探しの方が多いといいます。
これは、40代から美白が必要と感じるからでしょう。
今までは、紫外線を少々浴びても時間とともに元に戻っていた肌がいつのころからかシミが浮き出てきたりしてシミを取る方法や美白化粧品に興味を持つようになるのでしょう。
肌のくすみやシミ、しわなど老化を予防しアンチエイジング効果を期待できる成分としてアルガトリウムは注目すべきでしょう。
活性酸素がこれらシミやしわなど老化の原因と言われ、健康や美容の大敵であることは知っている人も多いでしょう。
シミの原因となるメラニン色素も、紫外線によって発生した活性酸素がメラノサイトを刺激することにより生成が促進されます。
40代からの美白化粧品におすすめというのも、アルガトリウムは活性酸素を除去してシミの発生を抑え体内で増加されたグルタチオンが、すでにできてしまったメラニン色素を抑えてシミが目立ちにくいように作用するという効果に期待するからです。
このアルガトリウムの美白効果については、動物実験で色素沈着が抑えられることが証明されているのもうれしい事実ですね。
紫外線が強まる季節、アルガトリウムは美白の注目新素材としてサプリメントや美白化粧品、シミ取り化粧品への応用が期待される素材です。