細菌の繁殖とは関係なく、臭う汗が2つあります。 一つは食事によるもの、もう一つは腋臭と呼ばれるものですね。
腋臭の人は通常の汗腺のほかにアポクリン腺と呼ばれる汗腺があり、このアポクリン腺から出される汗には脂質、たんぱく質にアンモニアなどに原因となる成分が含まれています。
腋臭によるものは食生活とは関係なくなかなか厄介なものです。 アポクリン腺が多いとそれだけ臭う汗が多く出て、他人に迷惑になるほどの脇のにおいだと腋臭というそうです
腋臭の人は実は日本人には少なくて30人から40人に一人くらいの割合といわれていますので、脇のにおいが腋臭によるものとはならないことも多いようです。
では、腋臭の元となるアポクリン腺の量が多いか判断するにはどうすれば良いのでしょうか?
方法は簡単で、耳垢でアポクリン腺の量は判定できるのです。
一概には言えないようですが一般に耳垢が湿っていればアポクリン腺の量が多く腋臭の可能性は高いそうです。
耳垢が乾いていればアポクリン線がないので腋臭の可能性は低いと言うことです。
アポクリン腺があり、腋臭を改善したいのであればアポクリン腺を取る手術を受けることになります。
軽い腋臭の人やそうでなくても脇の臭いが気になる人の予防対策、消臭対策などの対処方法はレモンが効果的だそうです。
レモンを切り、切り口を脇に塗りこむことで予防できるのです。
脇の下は元々風通しが悪くて高温多湿になりがちなため細菌が汗を分解して臭いが出やすくなる場所です。
そこにレモンなどの柑橘類を塗りこむ事によって、柑橘類に含まれるクエン酸が効果を発揮してくれるのです。
クエン酸は効能として消臭作用や殺菌作用があり、肌の弱い人は塗布後のふき取っても効果は期待できるので安心です。
汗抑剤の代わりに使用できますが、では汗抑剤を選ぶときにはどうすれば良いのでしょうか。
制汗剤の選び方はどうすれば良いのでしょうか。
脇のにおい対策に制汗剤を使用する人は多いのですが、何を基準に選んでいますか。
制汗剤の成分には大きく分けると殺菌成分と汗を抑える成分とに分かれます。
ここで気にしてほしいのが殺菌成分の表示だそうです。 においの強い人には、塩化ベンザルコニウム、いわゆる逆性石鹸ですね。
臭いが少し気になる人の場合にはフェノール系の殺菌剤がおすすめだそうです。
臭いではなくて汗が気になる人の成分は、汗を抑える成分が配合される商品を選ぶと良いでしょう。
殺菌成分が配合されていなければ、のこりは汗を抑える成分ですから、それを目安に選ぶと良いようです。