食物酵素とは

食物酵素は健康や長生きにサプリメントや美肌化粧品にも応用され専用の低回転ジューサーや酵素ダイエットやお風呂まで登場しています。食物酵素とは?効果的な摂取方法などご紹介いたします。

食物酵素と潜在酵素

食物酵素と言う言葉を聴いたことがあると思います。 生きていくために生き物すべてが必要なもので、なくては生命を維持する事は不可能です。

酵素には生まれつき体内にある潜在酵素と食べることにより体内に取り入れることができる食物酵素に分けることができます。

体内には1万種以上が発見されていますが、生産量は限られているうえに30歳を過ぎると急激に減り始めることがわかっています。

食べ物から取り入れることができる酵素は潜在酵素の無駄使いを防止する効果も期待できます。 このことからも食物酵素は、潜在酵素を補い若さを保ち健康でいるために積極的に取り入れるべきと言えるでしょう。

この潜在酵素は、消化酵素と代謝酵素に分けることができ片方を使うと片方も減る傾向にあります。 ですから食物酵素で潜在酵素の消費を抑えることが長生きの秘訣だと言えると思います。

おすすめの食物酵素食品とは

ではどのようにしてどのようなものを摂取すればよいのでしょう。 簡単に言うと生の食べ物を朝に食べるのがおすすめです。

食物酵素は、あらゆる動植物から摂取することができますが熱に弱いと言う欠点があり48度を超えると効果がなくなってしまうため生で食べることがおすすめと言う理由です。

ですから野菜から取るといっても温野菜では効果はないのです。 肉や魚に卵など動物性の食物は消化に多くの消化酵素を必要とするため、オススメなのが生野菜や果物です。

発酵食品も多く含み、納豆やキムチ、糠漬けなんかもおすすめです。 生野菜は体の冷えにつながるとか果物は果糖が太る原因になるとか心配する人もいるでしょう。

生野菜もよく噛んで体温くらいにすると酵素も活性化し体の冷えも予防できます。 冷蔵庫などで冷やしすぎたりしないで食べることも重要です。

不足は低体温とも関係があり、体温が低いと酵素も生かされず代謝が落ちて、ますます体が冷えるという悪循環に陥ります。

果物の果糖はブドウ糖とともに消化がよく、果糖には脂肪をエネルギーに変える働きもあるので果物=太るとは考えなくて良いともいます。

カロリー的にもチョコレートやケーキに比べれば多くはなく、水分が多くを占めるのでおすすめの食品です。

食物酵素の効果的な摂り方

生命を維持するのに欠かせない食物酵素を取るのは朝が効果的です。

そのわけは、通常は人の体は午前4時くらいから正午くらいまでは代謝酵素を使い不要な老廃物を外に出す排泄の時間と言われています。

消化が良くて酵素を多く含む果物や生野菜が、消化酵素の負担を減らし代謝酵素の働きを妨げないからですね。

朝以外にも積極的に取る事を意識して生野菜のサラダか発酵食品をプラスして、食事の全量の半分は生の食品をとる事を心がけましょう。